おはこんばんにちは。ゆにーくげいと(略称:ゆにげ)です。
ネタとして見ると面白いんですが、普通のユーザーからすると結構深刻です。
- Windows Updateって本当に役に立ってくれてるの?
- っていうかナニソレオイシイノ?
- 急にカウントダウンが始まって強制的に再起動されたんだけど?!
- 作業途中のデータがぁぁぁ~!!!途中保存してないのに~!
- 急いでいるときに限って始まるのがウザイ
っていう話をたまに聞きます。ヘルプデスクの方にも問合せやクレームの内線が入ります。というか、入っていました。
そう、WSUS*1を導入するまではね。←誰?!
こういうことが起こっていることはマイクロソフトさん、何年も前からご存知です。そしてWSUSというものを無料で提供してくれています。
同じネットワーク内にあるパソコンが、マイクロソフトさんのWindows Updateサーバにデータを取りに行って実行するのではなく、指定したサーバに取りに行くようにします。
指定したサーバにはWindows Updateのデータを随時ダウンロードして保存しておくこともできますし、ただ単にどの更新データを適用するのかしないのかの判断だけを任せることもできます。
指定したサーバが同じネットワーク内でしたらダウンロードには時間がかかりません。
それにパソコンがWindows Updateを行う(プログラムをダウンロードして実行する・たいていの場合再起動を伴う)時間帯や、強制的に再起動するのか、強制再起動するならカウントダウン時間はどれくらいにするのか、などなど細かい設定ができます。
設定を行うにはレジストリ*2を修正しなければいけないんですが、結構事細かに設定ができるので少し慣れると重宝します。
ちょうどイメージ図がありました。
社内のWindows更新処理を集中管理、「WSUS 3.0」とは (1/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)
多分ある程度の大きさの組織でWindowsを使われているところは、このWSUSを導入されていると思います。
ですから冒頭に書いた問い合わせやクレームは、今はかなり少なくなっているんじゃないでしょうか?
ちなみにWindows Updateは毎月第二週火曜日(これはアメリカの場合で日本は時差の関係で水曜日)に配信されるのが定例となっています。その他で緊急に対処しなければいけない問題が見つかったときにはこの日程以外に配信することもあります。
個人個人でWindowsを使われているという方も、この配信日を知っていると気が楽になりますよ。
あぁ、そうそう。肝心なお伝えしたいことを書かなければ。
Windows Updateは必ず入れましょう。
事情があって入れられず、会社業務が丸二日分完全停止した経験がある僕からの、心からのアドバイスです。
その停止期間中にどれくらいの材料搬入・生産・出荷・受注・発注・請求作業が発生していたのか思い出したくもありません。復旧明けは社員全員が濃密な業務時間を強いられたことだけは確かです。
といいつつ、別の記事に書こうと考えていますが。
Windows Updateもたまにバグ(失敗作)があって、致命的な障害を受けたこともありますが、でも稀ですから。基本的にはWindows Updateは行いましょう。
以上「「Windows Update」ジャマ…ですよね~、WSUSが解決します。しかもソフト自体は無料で配られています。」でした。
*1:社内のWindows更新処理を集中管理、「WSUS 3.0」とは WSUS(Windows Server Update Services)を一言で表すと「社内版Microsoft Updateサーバ」です。 このサーバを導入することで、社内環境の更新プログラムの集中管理することができます。社内のWindows更新処理を集中管理、「WSUS 3.0」とは (1/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)より
*2:レジストリ (registry) は、Microsoft Windows オペレーティングシステム(OS)で用いられている設定情報のデータベースである。 OSに関する基本情報やアプリケーションの設定、拡張情報などのほか、拡張子の関連付け、ユーザパスワードなども保存されている。レジストリ – Wikipediaより
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