おはこんばんにちは。ゆにーくげいと(略称:ゆにげ)です。
これって私だけ?
幼い頃の体験を一つ書きます。
当時父の仕事の関係でドイツにいました。
そこで体験したのが心霊現象でした。
毎晩窓ガラスが「ビシッ」とか「バキッ」とか音を立てていました。
始めは外と中の気温差があるからそれで鳴っているんだろう、と両親とも考えていました。窓際に暖房器具が置いてありましたしね*1。置いてあった暖房器具です。
(ドイツの暖房機 ドイツ/ミンデン特派員ブログ | 地球の歩き方より)
しかし外と室内と温度差がほとんどないときでも、関係なくほとんど毎晩鳴るんです。
おかしいね~、なんだろうね~、よくわからないけど実害ないからほうっておこう、となりました。
そういった日が続いたある小春日和。
両親の寝室で僕は母が洗濯物をたたむのを手伝っていました。
すると寝室のドアの外を白いものが横切るのを見たんです。
始めはカーテンか何かが風にあおがれたんだろう、と母に言われました。
しかし、カーテンが横切るには窓から遠すぎる。
よくよく思い返してみると、その白いものは長いドレスを着た女性でした。
こんな感じで床につきそうなほどの長さのドレスをたなびかせた女性が通ったんです。
外は明るく晴れてて、ドイツにしては珍しく気持ちがいいくらいの暖かさなのに。
(Para una Novia Low Cost – Como te quedas?より)
不思議と怖いとか寒気とかは一切感じず、見かけたのもその一度だけでした。
その日から後も夜はほぼ毎晩窓ガラスが鳴る音が続いていました。
もう神頼みしかないなぁ、とキリスト教ではないんですが聖母マリアのお守りを持って、毎晩お祈りをささげてから寝ていました。お祈りの言葉は今でも覚えています。
「聖マリアの穢れ亡き御心よ、今も、臨終のときも、われらの為に祈りたまえ」
キリスト教を信仰しているわけではなかったので、本来のキリスト教信者の方々には申し訳ないですし、当たり前ですが効果はありませんでした。
結局その窓ガラスがなるのは帰国するまでずっと、ほぼ毎晩続いていました。
思い返してみると、というか漫画の影響ですが、多分僕が住んでいたアパートは霊の通り道だったんじゃないかと思います。でもただの通り道で、悪霊ではなかったので実害もなかったんじゃないかと思います。
多分、こういう経験をしたのは僕だけじゃないでしょうか。友達からもそういう体験をした話は聞いたことありませんし。
以上「お題スロット!「これって私だけ?」-心霊現象?」でした。
*1:調べたら「ハイツング」というようです。当時は名前を知りませんでした
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